Webサイトを見ていると、「お問い合わせはこちら」「無料で試す」「資料をダウンロード」といったボタンをよく見かけます。
こうした、ユーザーに次の行動を促す部分がCTAです。
CTAは目立たせればよいわけではありません。何をすればよいのかが一目で分かり、自然に次の行動へ進めることが大切です。
CTAとは?
CTAは「Call To Action」の略で、日本語では「行動喚起」と呼ばれます。
Webサイトを訪れたユーザーに、次にしてほしい行動を伝えるためのものです。
たとえば、次のようなものがあります。
- 商品を購入する
- お問い合わせをする
- 資料を請求する
- 会員登録をする
- メールマガジンに登録する
CTAというとボタンをイメージしやすいですが、テキストリンクやバナーなどが使われることもあります。
大切なのは形ではなく、ユーザーにどんな行動をしてほしいのかを明確にすることです。
CTAの先にある「購入」「問い合わせ」などの成果は、コンバージョン(CV)と呼ばれます。違いを整理したい場合はこちらも確認してみてください。

CTAはなぜ必要?
Webページを読んだユーザーが興味を持っても、次に何をすればよいか分からなければ、そのままページを閉じてしまうことがあります。
そこで役立つのがCTAです。
たとえばサービス紹介の最後に「お問い合わせ」というボタンがあれば、興味を持った人は次のページへ進みやすくなります。
つまりCTAには、ページを読んだ後の行動を案内する役割があります。

クリックされやすいCTAを作る基本
CTAを作るときは、派手なデザインよりも分かりやすさを優先します。
特に確認したいのは、文言・位置・見た目の3つです。
何が起こるか分かる文言にする
「こちら」「詳しくはこちら」だけでは、クリックした後に何が起こるのか分かりにくい場合があります。
たとえば、
「無料資料をダウンロード」
「お問い合わせフォームへ」
「料金プランを見る」
のように、クリック後の行動が想像できる文言にすると理解しやすくなります。
必要以上に長い文章にする必要はありません。短く、具体的に伝えることが基本です。
ユーザーが行動したくなる場所に置く
CTAはページのどこに置いても同じではありません。
サービス内容をまだ理解していない段階で、いきなり「申し込む」と表示されても行動しにくいでしょう。
サービスの特徴や料金、メリットなどを確認した後でCTAが表示されれば、判断しやすくなります。
ユーザーが必要な情報を確認したタイミングに合わせて配置することが大切です。
周囲に埋もれないデザインにする
CTAが背景や他の要素と同化していると、存在そのものに気付かれない場合があります。
ボタンの色や余白、大きさなどを調整し、他の要素と区別できるようにします。
ただし、ページ内のあらゆる場所を派手にすると、どこが重要なのか分からなくなります。
CTAだけを見るのではなく、ページ全体の中で見つけやすいかを確認しましょう。

CTAを増やせばクリックされやすくなる?
CTAをたくさん置けば成果が増えるとは限りません。
「購入する」「資料請求」「お問い合わせ」「会員登録」など、異なるCTAが同じ場所に並んでいると、どれを選べばよいか迷いやすくなります。
そのページで最も重要な行動は何かを決め、優先順位を付けることが必要です。
CTAを増やす前に、「このページを読んだ人に次に何をしてほしいのか」を一つ決めてみましょう。
ランディングページでもCTAは重要
ランディングページ(LP)は、商品購入や問い合わせなど、特定の行動につなげる目的で作られることが多いページです。
そのため、CTAの文言や配置を考えることが特に重要になります。
LPそのものの役割がまだ曖昧な場合は、通常のWebサイトとの違いから確認するとCTAの位置付けも理解しやすくなります。

CTAを設置したら確認したいこと
CTAを設置した後は、自分でページを操作して確認してみましょう。
「ボタンを見つけられるか」「何をするボタンか分かるか」「クリックした先が想像どおりか」の3点を見るだけでも、分かりにくい部分を見つけやすくなります。
スマートフォンでは画面幅が狭くなるため、ボタンが小さすぎたり、文字が読みにくくなったりしていないかも確認します。
まとめ
CTAは、Webサイトを見ているユーザーに次の行動を案内するためのものです。
クリックされやすくするには、派手に目立たせることより、行動が分かる文言・自然な配置・見つけやすいデザインを意識することが大切です。
まずは「このページでユーザーに何をしてほしいのか」を一つ決めてみましょう。
目的が決まれば、どんなCTAをどこに置くべきかも考えやすくなります。


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