Webサイトが表示されるまでの仕組みを初心者向けに解説

Webサイトが表示されるまでの仕組みを初心者向けに解説

ブラウザにURLを入力すると、数秒もしないうちにWebサイトが表示されます。

普段は意識しませんが、その裏側ではブラウザ、DNS、サーバーなどが順番にやり取りしています。

難しく見えますが、基本は「Webサイトの場所を調べて、必要なデータを受け取り、ブラウザが画面に表示する」という流れです。

目次

Webサイトはどこから表示されている?

Webサイトのデータは、サーバーと呼ばれるコンピューターに保存されています。

ユーザーが使っているパソコンやスマートフォンから「このページを見せてください」と要求すると、サーバーが必要なデータを返します。

このとき、ChromeやSafariなどのブラウザが、ユーザーとサーバーの間でやり取りを行います。

サーバーそのものの役割を詳しく知りたい場合は、こちらの記事も確認すると仕組みを理解しやすくなります。

Webサイトが表示されるまでの基本の流れ

Webサイトが表示されるまでには、いくつかの処理が順番に行われます。

大まかな流れは次のとおりです。

  1. URLを入力する
  2. DNSでサーバーの場所を調べる
  3. サーバーへデータを要求する
  4. サーバーからデータが返ってくる
  5. ブラウザが画面を作って表示する
URL入力からDNS・サーバーを経てWebサイトが表示されるまでの流れ

URLを入力する

最初に、ブラウザへWebサイトのURLを入力します。

たとえば、

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のような文字列です。

URLには、どの通信方法を使うか、どのドメインへアクセスするか、どのページを表示するかといった情報が含まれています。

ブラウザはこのURLをもとに、アクセス先を探し始めます。

DNSでサーバーの場所を調べる

次に使われるのがDNSです。

DNSは「Domain Name System」の略で、ドメイン名とIPアドレスを対応させる仕組みです。

コンピューター同士の通信では、example.comのような文字ではなく、IPアドレスを使って相手を特定します。

そのためブラウザはDNSを利用して、

「example.comは、どのIPアドレスのサーバーにあるの?」

と確認します。MDNでも、DNSはWebサイトの住所録のような役割と説明されています。

ドメインは人が覚えやすい住所、IPアドレスはコンピューターが通信相手を見つけるための住所、と考えると分かりやすいです。

ドメインの基本から整理したい場合はこちらも確認できます。

サーバーへリクエストを送る

サーバーの場所が分かると、ブラウザはそのサーバーへHTTPリクエストを送ります。

HTTPは、ブラウザとサーバーがWeb上で情報をやり取りするためのルールです。

簡単に言えば、

「このページのデータを送ってください」

という要求をサーバーへ送ります。

HTTPSの場合は、通信内容を暗号化しながらやり取りします。

サーバーからレスポンスが返ってくる

リクエストを受け取ったサーバーは、必要な処理を行ってレスポンスを返します。

正常にページを返せる場合は、HTMLなどのデータと一緒に200 OKというステータスコードが返されることがあります。MDNでも、200はリクエストが成功したことを表す代表的なレスポンスコードとして説明されています。

ページが見つからない場合には404など、状況に応じて別のステータスコードが返されます。

ブラウザがページを組み立てる

サーバーからデータを受け取っただけでは、まだ完成したWebページにはなっていません。

ブラウザは受け取ったHTMLを読み込み、必要に応じてCSSやJavaScript、画像なども取得します。

そして、それぞれの情報を使ってレイアウトや文字、画像、ボタンなどを画面上に描画します。

この処理によって、私たちが普段見ているWebサイトの形になります。

ブラウザからサーバーへリクエストを送りレスポンスを受け取る仕組み

Webサイトはサーバーにある完成画面をそのまま表示しているわけではありません。必要なデータを受け取り、ブラウザ側で組み立てて表示しています。

表示が遅い場合はどこで時間がかかる?

Webサイトが表示されるまでには複数の処理があるため、遅くなる原因も一つとは限りません。

DNSの応答、サーバーの処理時間、画像などのファイルサイズ、ブラウザ側での処理など、さまざまな部分が影響します。

そのため「表示が遅い=サーバーが悪い」とは限りません。

どの部分で時間がかかっているのかを確認してから改善することが大切です。

URLを入力してから表示までを整理

ここまでの流れを、もう一度まとめます。

ブラウザへURLを入力すると、DNSを使ってサーバーのIPアドレスを確認します。

その後ブラウザがサーバーへリクエストを送り、サーバーからHTMLなどのデータを受け取ります。

最後にブラウザがそのデータを読み込み、ページとして画面に表示します。

「場所を調べる → データを受け取る → ブラウザが表示する」と覚えておけば、基本の流れは十分です。

まとめ

Webサイトは、URLを入力した瞬間に直接表示されているわけではありません。

DNSでサーバーの場所を確認し、ブラウザとサーバーが通信してデータをやり取りしたあと、ブラウザが画面を組み立てています。

仕組みを知っておくと、ドメイン・サーバー・SSL・表示速度など、それぞれの役割も理解しやすくなります。

まずは、「URL → DNS → サーバー → ブラウザ」という大きな流れを覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

Web制作会社でWebディレクターとして働く傍ら、Webサイト制作やWordPress、SEO、Web集客について発信しています。難しい専門用語をできるだけ使わず、初心者にもわかりやすい解説を心掛けています。「やってみたい」を「できた!」に変えるお手伝いができれば嬉しいです。

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