インターネットを見ていると、「Webサイト」と「ホームページ」という言葉をよく見かけます。
同じ意味で使われることも多いため、違いが分からなくても不思議ではありません。ただし、本来はそれぞれが指している範囲に違いがあります。
Webサイトを作る前に、まずは基本的な意味と使い分けを確認しておきましょう。
Webサイトとは複数のWebページをまとめたもの
Webサイトとは、インターネット上に公開されている複数のWebページを、ひとまとまりにしたものです。

Webページは、ブラウザで表示される一つひとつのページを指します。たとえば、企業が運営するWebサイトには、次のようなページがあります。
1.最初に表示されるトップページ
2.商品やサービスを紹介するページ
3.会社の情報を掲載するページ
4.お知らせやブログの記事
5.問い合わせを受け付けるページ
これらのWebページをまとめた全体がWebサイトです。
会社案内のWebサイト、個人ブログ、ネットショップ、ニュースサイトなども、複数のWebページによって構成されています。
ホームページは本来「最初のページ」を指す言葉
ホームページは、本来Webサイトの入り口となるページを指す言葉です。「トップページ」と呼ばれることもあります。
会社のWebサイトを開いたときに、最初に表示される案内ページをイメージすると分かりやすいでしょう。
また、Webブラウザを起動したときに最初に表示されるページも、ホームページと呼ばれることがあります。
つまり、本来の意味では、ホームページはWebサイト全体ではなく、その中にある一つのページです。
Webサイトとホームページの違い
Webサイトとホームページの違いは、指している範囲です。
Webサイトは、トップページや会社概要、ブログ、お問い合わせなどを含めた全体を指します。
一方、ホームページは、そのWebサイトの入り口となる一つのページを指すのが本来の使い方です。

本に例えると、Webサイトは一冊の本全体、ホームページは表紙や最初の案内ページに近い存在です。各Webページは、本の中にある一つひとつのページと考えられます。
Webサイトは全体、ホームページは入り口となるページ、と考えると違いを整理しやすくなります。
日本では同じ意味で使われることも多い
日本では、「ホームページを作りたい」「会社のホームページを見た」といった表現が広く使われています。
この場合のホームページは、トップページだけではなく、Webサイト全体を意味していることがほとんどです。
そのため、日常会話でWebサイトをホームページと呼んでも、すぐに間違いになるわけではありません。相手に意味が伝わることを優先して、ホームページという言葉を使う場面もあります。
ただし、Webサイトの制作や運営について話すときは、Webサイト全体とトップページを区別した方が内容を正確に伝えられます。
どちらの言葉を使えばよい?
普段の会話では、相手に伝わりやすい言葉を選んで問題ありません。
Webサイトに詳しくない人と話すときは、「会社のホームページ」の方が伝わりやすい場合もあります。
一方、制作会社への依頼やWebサイトの管理では、次のように使い分けると話が分かりやすくなります。
「Webサイトを新しく作りたい」と伝えれば、複数のページを含む全体の制作を意味します。
「ホームページを修正したい」だけでは、Webサイト全体なのか、最初に表示されるトップページなのかが分からないことがあります。その場合は、「Webサイト全体」や「トップページ」と具体的に伝えましょう。
言葉の正しさだけにこだわる必要はありません。大切なのは、どの範囲について話しているのかを相手と共有することです。
Webサイトとホームページの違いを理解しておこう
Webサイトは、複数のWebページをまとめた全体です。ホームページは、本来その入り口となるページを指します。
ただし、日本ではWebサイト全体をホームページと呼ぶことも多く、日常的にはほぼ同じ意味で使われています。
Webサイトの制作や修正を依頼するときは、「Webサイト全体」「トップページ」「お問い合わせページ」のように、対象を具体的に伝えると認識の違いを防げます。


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